日本地形学連合

投稿規定本文

「地形」投稿規程

1980年8月24日制定
1990年3月,1993年10月,1999年4月,2002年1月,2003年10月,2012年5月一部改訂
2021年4月一部改訂
2023年7月25日一部改訂(最新)

1. 投稿者・著者の資格

「地形」に投稿できるのは,原則として一般社団法人日本地形学連合(以下本会)の会員(正会員,名誉会員)とする.ただし,編集幹事会が適当と認めた場合は,この限りではないが,掲載料を請求される場合がある.

連名の場合,すべての著者が本会会員である必要はないが,責任著者(corresponding author)は,本会会員でなければならない.責任著者とは,投稿後に編集幹事会とのやり取りに対応する,当該論文に関して全体的な責任を負う著者のことである.

論文の著者となることができるのは,研究の構想,設計,遂行,結果の解釈のいずれかにおいて重要な貢献をした人だけである.また,共著者全員からの投稿への同意が投稿前に明示的に得られている必要がある.

2. 投稿できる原稿

投稿原稿は,他誌に掲載予定のない未発表の原稿でなければならない.投稿論文の一部が,同一著者によって既に発表されているものである場合は,より詳しい調査結果,分析結果が加わることで新たな知見が得られているものでなければならない.その場合,既発表文献を引用文献として示し,本文中でその違いについて言及しなければならない.

3. 原稿の種類

原稿の種類は,以下の通りである.

* 論説(Original Article):地形およびそれに関連する事柄に関する一般的概念を確立した独創的研究.
* 総説(Subject Review Article):地形およびそれに関連する事柄あるいは研究動向に関する総括的かつ学術的な論評,解説,紹介.
* 技術報告(Technique in Geomorphology):地形研究に有用な手法・機器の開発およびそれらを援用した研究.
* 地域研究(Regional Geomorphology):特定の地区ないし地域の地形およびそれに関連する事柄に関する事例研究であるが,その記載が精細または定量的で,広く関心がもたれるもの.
* 研究ノート(Letter):研究途次の速報として批判を得ようとする報文または簡単な事例研究の報文.
* 実践報告(Practical Reprt):地形学に関する教育や,地形の保護・保全・復元の実践についての報告.
* 技術ノート(Technical Note):地形研究に有益な技術,手法,機器の紹介・解説.
* 資料(Data):会員の参考になるデータをとりまとめたもの.
* 討論(Discussion and Reply):過去2年以内の「地形」掲載報文に対する学術的討論とそれに対する原著者の回答.
* 特集論文(Featured Article):特定の課題について集録された報文集(内容的には論説,総説,地域研究,研究ノートなどに類するもの),およびそれに関連する総合討論などの記録
* 招待論説(Invited Article):本会が招待した講演の報文または本会が寄稿依頼したもの.ただし,特集に含める場合もある.
* 講演要旨(Abstracts of Papers Presented at the Annual Meeting of the Union):本会主催の研究発表会・講演会における講演の要旨.ただし,完全な報文の掲載が同じ号に予定されているものの要旨は省略することがある.
* 講演録(Reports of Academic Presentations):日本地形学連合による主催または会員による主催のシンポジウムやワークショップ等の講演内容を記録したもの.
* 書評(Book Review):国内・国外で刊行された地形およびそれに関連する事柄に関する各種刊行物の論評・紹介.
* ひろば(Forum):地形学およびこれに関連する学問の進歩または本会の発展に有益な意見,希望,質問とそれらに対する適切な人からの回答,情報,雑報など.
* 記事(Activities of JGU):本会の活動の事務的記録.
* 関連会合案内(Forthcoming Meetings):本会が後援または協力する会合のほか,多くの会員に関心のある国内・国外の会合についての情報.
* 会告(Announcement):本会の今後の活動予定を周知するための告文.

4. 投稿

投稿原稿の作成は「地形」執筆要領に従う.投稿者は,紙原稿の場合,投稿票1部と原稿3部を作成し,10.投稿先に郵送する.電子ファイルの送付先については,10.投稿先に示されている本会ウェブサイトの投稿フォームより投稿する.

5. 査読

投稿された原稿は,日本地形学連合査読規定に基づき審査を行う.

6. 原稿の長さと超過ページ・カラーページ費用の負担

原稿の長さ(図表を含めた刷上りページ数)は原則として,論説,総説,技術報告,地域研究では16ページ以内,研究ノート,技術ノートでは10ページ以内とし,そのほかはこれらに準じる.

刷上りページ数を超過した場合は,原則として責任著者が定められた金額を本会に支払う.その費用は別途定める.

カラーページを印刷する場合は,原則として責任著者が定められた金額を本会に支払う.その費用は,別途定める.なお,カラーページをウェブサイトで公開する費用は無料である.

7. 別刷・電子媒体
別刷作成・電子媒体作成とそれに関する費用(含送料)は責任著者の負担とする.ただし受理時に著者全員が未就業者の場合は,別刷50部(表紙なし)と電子媒体の作成費用を無料とする.その費用については本会ウェブサイトを参照のこと.

8. 著作権と再利用

本誌に掲載された論文等の著作権は,本学会に属するものとする.ただし著者がこれらの全部ないし一部を著者自身で他に利用する場合は,その旨を本会に通知し,かつ,その記事の出所を明示すれば足りるものとする.第三者から転載申し込みのあった場合は,本会が窓口となり,本会と責任著者の相談により可否を決定する.

9. 研究倫理

投稿原稿を作成するに当たって行われた調査・研究行為は,適切な方法でなされたものでなければならない.
投稿原稿は,既存の出版公表物などに対する知的財産権へのいかなる侵害も含まれていてはならない.投稿原稿中の,他から転載されている全ての図表については,転載許可を得ていなければならない.本原稿中,他の論文等の引用がある場合には,当該引用が公正な慣行に合致し,目的上正当な範囲内でなければならない.
単一の研究を不必要に複数の論文に分割して投稿してはならない.

10. 投稿先・連絡先

電子ファイル送信先: << 投稿用サイト >> 

郵送を希望する場合は,以下の連絡先に問い合わせてください.

連絡先:office@japangeomorphology.org

 


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