日本地形学連合/Japanese Geomorphological Union

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日本地形学連合・東北地理学会共催ワークショップ

「強風が作る低山の疑似高山景観―福島県御霊櫃峠の風衝砂礫地での地表バランスとその変化―」<東北地理学会(TGA)研究集会・日本地形学連合(JGU)現地討論会>のお知らせ

  • 日本地形学連合と東北地理学会では、本年9月に以下の共催ワークショップを開催いたします。

    趣旨:森林限界以下の山地でも,強風や人為の影響により植生が破壊され,砂礫地が形成されると,そこでは季節的凍土が出現したり,凍結・融解による物質移動が卓越したりするようになり,高山と良く似た景観が出現する.こうした,いわば疑似高山景観は,強風の頻度と強度,降水・降雪量,気温,地温などの局地的な気候環境と地表物質,植生との絶妙なバランスの上に成立し,それが成立する場は少しずつ移動している.したがって,温暖化をはじめとする地球環境変動に敏感に反応することが予測される.森林に覆われた山地が多い日本において,風衝砂礫地は,地球環境変動が斜面にどのような影響を与えているかを観察できる貴重な「窓」の一つと言えるし,冬季の強風が顕著な日本の山地の隠れた特徴を表している景観とも言える.本ワークショップでは,奥羽山脈南部 御霊櫃峠の風衝砂礫地で御霊櫃峠研究グループ(下記報告者を中心に立正大の院生・学生が随時参加)が2003年以来観察・観測してきた結果を報告し,その解釈について室内および現地で討議することにより,成果の活用および今後の研究の方向に関する指針を得たい.

  • 詳細
    こちらのファイルをご覧ください。